キャンプや自宅で燻製(燻製器)を作る簡単なやり方

燻製が自分で作れたら

楽しいだろうな?  美味しいだろうな?

わくわくしてきますよね。

キャンプに行った時のおつまみとして

自宅で酒のおつまみとして

自分で作った燻製は格別なものです。

でも、どうやってやればいいのか、わからないんだよ。

百獣の王

難しく考えることはない。今からそのやり方を教えよう!

燻製の種類

燻製のやり方には、熱燻・温燻・冷燻の3種類があって・・・

燻製の色々な本やWEBサイトに『燻製の基本』とは、そう書いてありますが

まあそんなことは気にしなくてもいいのです。

やっぱりカエル

それって、ほんとに大丈夫なの?  

それはなぜかというと、シンプルに考えると燻製はたったの2種類と考えればいいのです。

① 食材に香りや色を付ける燻製

② 食材を加工調理する燻製

① 食材に香りや色を付ける燻製

そのまま食べられる食材を燻製にすることで、味わいや香り、色合いが加わり美味しくするもの。燻製時間も最短で5~10分程度で簡単にできてしまうのでちょっとしたおつまみづくりに最適です。

代表的な食材

 ・チーズ  ・ゆで卵  など

キャンプや自宅で手軽にできる燻製方法です。

メリット

  • 短時間で燻製ができる
  • 段ボールなどの簡単な燻製器でできる
  • 初心者でもすぐできる

デメリット

  • 食材に色や香りが付くだけ
  • 食材の水分量はそのままなので保存がきかない

② 食材を加工調理する燻製

生肉などそのままでは食べられない食材を燻製することで加熱調理して味わいや香り、色合いを加えて美味しくする方法です。

代表的な食材

・鶏肉 ・豚肉 ・牛肉  など

本格的な燻製として深い味わいがあります。

メリット

  • 本格的な燻製を楽しめる
  • 燻製した食材を長期保存できる
  • たくさん作れば食べ放題

デメリット

  • 初心者にはちょっと難しい
  • 温度管理ができる燻製器が必要
  • 燻製に数時間、時間がかかる

燻製材の種類

まずはじめに、燻製するために煙をだすやり方と燻製材の種類についてですが、

スモークチップを間接的に加熱して煙を出すやり方と、線香の様にスモークウッドに直接火をつけて煙を出すやり方があります。

スモークチップ

木材細かく粉砕してチップにしたもの

直接火をつけて燃やすのではなく、下から加熱してスモークチップを焦がして煙を出すもの。そのために熱源が必要。

スモークウッド

木材を粉末にして固めてあるもの

スモークウッドに直接火をつけると線香の様に長時間燃えて煙が出続けます。単独で燃え続けるので熱源は不要。

スモークウッドやスモークチップの種類

様々な種類から作られた燻煙材はそれぞれに特徴があり、燻製された食材の色や香りに違いがあります。

木の種類によって食材と相性がありますので、用途にあった木の種類を選ぶことがポイントです。

燻製を作ってみる(やり方)

あれこれ悩むよりも、まずはいろいろやってみることが大切です。

たとえ失敗しても、それは経験値として必ず成功につながっていきます。

失敗を恐れずチャレンジしてみましょう!

よし、燻製をやってみようかな!

やっぱりカエル

うまくできるのかな?まあ、やってみないとわからないね。

① 食材に香りや色を付ける燻製のやり方

燻製時間も最短で5~10分程度で簡単にできてしまうやり方なので、初心者の方はこちらから始めることをお勧めします。

燻製するための箱や鍋、加熱するものがあれば玄関先でも、寒気が十分であればキッチンでもできます。もちろんキャンプ場でも手軽にできます。

チーズとゆで卵(ウズラ)の燻製動画

② 食材を加工調理する燻製のやり方

生肉などそのままでは食べられない食材を燻製することで加熱調理して味わいや香り、色合いを加えて美味しくする方法です。

温度管理やそのための燻製器が必要となりますので、燻製初心者の方には難しく、燻製の時間も数時間かかるためキャンプ場での料理では時間がある場合を除き、短時間の燻製調理には向いていません。

ただ、やり方によっては短時間の燻製で加熱調理できるやり方もあります。

豚肉と鶏肉と豆腐の燻製動画

自分で燻製器を作ってみる(自作・DIY)

市販の燻製器を買って燻製を作るのもいいけれど、自分で燻製器を作ってみるのも面白い。

DIYができる人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

① 食材に香りや色を付ける燻製器の作り方

100均グッズで簡単に燻製器を作る方法

その他、段ボールや一斗缶を使って作る方法もあります。

② 食材を加工調理する燻製器の作り方

自分で本格的な燻製器を作ってみるのも楽しい。DIYが得意な人はぜひチャレンジしてみてください。

材木(廃材)を利用して燻製器を作ってみた

材木で木の箱を作り、内部を棚にします。正面は開け閉めできる扉にして食材をセットしたら扉を閉めます。

生肉を加工調理するには、ある程度の温度が必要です。そのためにはスモークウッドだけでは温度が上がりません。

また熱源を使ってスモークチップで煙を出し続ける方法もありますが、出来るだけ電気代やガス代などの費用が掛からない方法を考えました。