自作のピザ窯作り記録　７日目

アーチ入り口の完成

前回作った入口のアーチが固まったので木材で作ったかまぼこ型の土台を外しました。

はみ出た耐火モルタルをちょっと削り、アーチの裏側を仕上げます。

アーチ側面の裏側

続いて、アーチの裏側を前回同様に埋めていきます。

最後の一つは耐火レンガを薄く、曲面に仕上げてぴったりはまるように加工します。

耐火モルタルで埋めてしまえばいいのですが、

最後のこだわりなのです。

アーチの側面の裏側ができました。

目地をきれいに埋めて仕上げればできあがりですが

いい感じになりました。

アーチ側面の内部

つづいて、アーチ側面の裏側の内部に耐火モルタルをぬります。

ピザ窯の入り口にも小さなアーチを作ってしまったので

もう大きな体の大人では入ることもできず、手が届きません。

そこで、小学３年生のお子様をピザ窯の中に入ってもらい

側面の裏側に耐火モルタルを手で塗ってもらいました。

遂にピザ窯の完成！

ようやく完成しました。

ここまで大人２人の作業で７日間

遂に施主様の念願のピザ窯が完成しました。

あとは目地を埋めて、汚れている耐火レンガを塗れたスポンジでふき

仕上げるだけとなりますが、作業はほぼ終わりです。

ピザを焼く「焼き床」はこんな感じです。

火入れ開始

薪を燃やして窯に火入れをします。

残った水分を飛ばし、窯をしっかり引き締めていきます。

勢いよく燃え上がる炎、煙突からちゃんと煙が出て

何とも言えない充実感をかみしめます。

完成したピザ窯の中で薪が燃え上がり

気が付けば夕焼けになっていました。

これまでの工程を振り返りながら、ビールで乾杯。

なんとも美しい光景、そして達成感、充実感。

ビールが最高に美味い。

次回はピザパーティー、もうわくわくが止まりません。