自作のピザ窯DIY設計図(無料ダウンロード)

家の庭に自作のピザ窯を作ろう

 ※自作のピザ窯設計図は下部からダウンロードできます。

ピザ窯の簡単な作り方は?

石窯を簡単に作れないか??

そう思うかもしれませんが、結論からすると 『簡単ではありません。』

耐火レンガを数個積んで、囲う様に並べて一時的な窯を作ることはできますが

おそらくあなたは納得いかないでしょう。

たとえば、このような耐火レンガを積んで並べたもの。


または、ピザ窯チムニーを買う


そうじゃないんだ!僕はちゃんとした石窯を自分で作りたいんだ!

自分でピザ窯を作るには、設計図をどうやったらいいんだろうか?

材料は何をどれだけ準備したらいいんだろうか?

どうやって作業を進めたらいいんだろうか?

きっと不安なことだらけだと思います。

耐火煉瓦(レンガ)でピザ窯の作り方

ピザ窯作りの心構え

まずはじめに「自分でピザ窯を作ってみたい!」という野望や「作る工程を楽しみたい」という

チャレンジ精神を持ち合わせていなければ、おそらく途中で挫折と後悔に悩まされることになります。

ピザ窯を作る作業が楽しめること、わくわくできること、多少の不具合も笑ってクリアできること。

そして何よりも「自分でピザ窯を作って、美味しいピザを焼いて食べたい!」

「家族やお友達が喜ぶ姿を見たい!」というような情熱がもてることです。

ピザ窯作りの心構え

自分でピザ窯作りをするにあたっての心構えについて、不安と期待、家族の理解、自分のモチベーション維持などさまざな要因が襲いかかってきた時の対処法。

ピザ窯の構造を考える

ピザ窯には、主に耐火レンガを石橋のようにアーチに組み上げたアーチ型や

耐火セメントまたは耐火レンガ半球のような形に作るドーム型などがあります。

また、ピザを焼く場所と薪を燃やす場所が同じになっている1層式と

ピザを焼く場所と薪を燃やす場所が別になっている2層式とがあります。

アーチ型とドーム型の違いは、まず見た目が違います。

作り方や材料もそれぞれ違ってきます。

また、1層式と2層式の違いはピザを焼く枚数等によって

どちらを選ぶのかを決めます。

1層式は、あらかじめピザ窯の中で薪を燃やして、窯を温め余熱と

残った火種でピザを焼いていきますが、たくさんの枚数を焼くと

温度が下がっていきます。

温度を再び上げるためには、ピザを焼くのをいったん止めて

窯の中で薪をまた燃やすことが必要になります。

一方で、2層式はたくさんの枚数を焼いて窯の温度が下がっても

追い焚きができるために窯の温度を高温に長時間保つことができます。

ピザ窯を自作するための設計図(図面)

今回、依頼を受けて制作したピザ窯の設計図です。

著者のこの私は別にピザ窯業者でもなければ建築関係の者でもありません。

普通の一般人ですが、作ろうという情熱だけは持っておりました。

Excelを使ってこのように1段ずつ耐火レンガを積み上げていく設計を自分でやりました。

今回はその設計図を公開します。TOP画像にあるピザ窯の設計図です。

下記から設計図をダウンロードできますので、参考にして頂ければ幸いです。

ピザ窯設計図【PDF】ダウンロードはこちら

設計図をダウンロードしたらこちらもぜひご覧ください。

ピザ窯作りの参考書(自作・簡単・DIY)

ピザ窯作りを(自作・DIY)したい、これからピザ窯作りを始めようとしているあなたに、簡単な方法から本気のやり方までピザ窯作りの参考になればと思います。

ピザ窯作りの心構え、環境、既製品で焼く、簡単につくる、ピザ窯キットでつくる、本気で自分で作る、自家製ピザ生地作り、自家製ピザソースづくり、ピザ窯作り7日間の記録など。

もし、様々な理由でピザ窯作りができないとしても、ピザ窯の夢はあきらめてはいけません。
すこし形や発想を変えて、何としても自分のこの手でオリジナルピザを作って焼くこともできるのです。

自家製ピザ生地づくり

ピザ生地をいちいち買っていたら高くつくので、小麦粉からねって自分でピザ生地をつくってしまいたい。実はこれが一番おいしかったりして。

自家製ピザソースづくり

ピザソースも自分でつくってみたい。むしろ、自分で作った方が既製品よりも美味い!安い!つくりかたは簡単!オリジナルピザソースの方がおいしさ倍増です!

あわせて読んでおきたいピザ窯作りの本はこちらです。

ピザ窯の基礎知識を勉強することも大切です。

だれでも簡単に本格ピザが焼けるピザ窯の基礎知識や作り方、楽しみ方までを豊富な実例とともに紹介されており、ピザ窯をもっと使いこなすための料理レシピ集、関連資材等のデータも収録しているこちらの本でイメージを膨らませることをお勧めします。

ピザ窯の設計図に正解はない、というかそれぞれの窯の性質があって

「この設計図が正しい」という完璧なものはないような気がします。

もちろん、ある程度の耐熱構造や熱効率などを考えられたものでないと

上手にピザは焼けません。

しかしながら、あなたはいきなりプロを目指しているのでしょうか?

またはいきなりお店をオープンさせるのでしょうか?

おそらく違いますよね。

自分でピザ窯作りの工程を楽しみ、自分で作ったピザ窯でピザを焼き

そして食べて、「うまい!」と言いたい。

その工程には、苦労や不安や不具合が生じることもあるでしょう。

しかしそれはピザ窯作りの工程を楽しめる修行であり体験なのです。

本当の目的は「わくわくすること」ではないでしょうか?

ピザ窯の設計図で実際に作った奮闘記

7日間にわたるピザ窯作りの工程を綴った奮闘記はこちら

作ったのはピザ窯だけじゃない!!

畑を掘り起こして採取した粘土と耐火セメントを混ぜてミニかまどを作ってみました!

材木で自作の燻製機を作ってみました!