ハーブってなに?【MYハーブ辞典】

ハーブってなに?【MYハーブ辞典】

ハーブとは

簡単にいうと、「私たちの暮らしに役立つ植物」のこと。

言い換えると「有用植物」

身近に生えている草木から、スーパーの棚に並んでいる野菜、カレーにいれるスパイス、乾燥させた茶葉など

私たちの暮らしは様々なバーブに囲まれて暮らしています。

 

ハーブが持つ特別な力

大昔、人間は野山で狩猟や採集をし、食べ物を得て暮らしていました。当時は医学発達も薬もなく、腹痛や下痢などの不調で命を失うほどの時代だったと言われています。

このような症状に対して、苦みのある草を食べると痛みが治まることをしり、経験を積むことで自分たちに必要な薬草を見つけていき、やがてその草から必要な成分を取り出すことで医薬品が生まれました。

現代においては、医薬品は人工的に作り出すことができる時代になっていますが、医薬品の成分の大半がハーブ由来のものだと言われています。

ハーブにはそれほど長い歴史と、人間を助けてきたという力を持っているのです。

 

植物と動物の違い

ハーブは植物、私たち人間は動物ですが、それぞれ生きるために体内に栄養を取り込み、それをエネルギーに変えて生命を維持しています。

動物は食べ物を食べることでしかエネルギー補給ができませんが、植物は「光合成」によって自ら栄養素を作りだしています。

草食動物は草を食べて生きています。肉食動物は、草を食べた草食動物を捕らえて食べています。人間だって同じ、畑から収穫した野菜や牛・豚・鶏などの肉を食べて生きています。

つまり、植物の存在がなければ動物は生きていけません。

 

しかし、植物は動物のように自分で動くことができません。

どんな状況でもじっと耐えてその場に留まっています。そのため生き残れるような様々な能力を備えるようになっています。

苦みや渋みの成分を出して鳥や虫に食べられないようにする、傷ついた部分を修復する成分など、植物が生体防衛のために特別な成分を身につけています。

 

これらハーブたちの恩恵を受け、私たちは暮らしに豊かさと、快適さ、そして健康を手に入れることができているのです。

ハーブとは「私たちの暮らしに役立つ植物」のことなのです。

 

これから、様々なハーブについてご紹介していきます。