コンセプト

世の中はIT化が進みAIが身近になりこれからますます便利になる一方で、人間の生活を支配し人間が本来備え持つ人間らしさの能力や技術がどんどん衰退していくのではないか。

効率とスピードが優先され、手間のかかること時間をかけることが不便だと感じてしまう人間が増え、豊かさとは何か、幸せとは何かという心のゆとり基準を体感的に失いつつある気がします。

デジタル化される世の中の流れの真逆をゆくアナログ化を追求しつつ、本来備え持つ人間らしさの能力と技術を育成し世の中へ輩出する、未来版『松下村塾』を目指していきます。

 

 わくわくすることの必要性と重要性

これまでの時代は当たり前のこと、普通のことをやっておく、まじめにコツコツ頑張って貯金をしておけばよかったのかもしれない。

ところが、経済成長の見通しの不安、人口減少、そしてIT化が加速していくとますます人間の手が不要になる。

これからの時代は、これまでの普通とか過去の習慣から解き放たれ、今までの枠組みとは違う価値観で生きて行かなければ、おそらく人間らしく生き残っていけない。

決められた回答をするだけの勉強では、機械に頼って何もできない人間に育つ、成長しない人間味の無い効率重視の人間に育つ、自分で考えない考えられない、工夫できない、自分で決められない人間に育つ恐れがある。

これらを打破した人間として勝ち残っていくための最大の方法は、心躍らせ『わくわく』することで人間として『いきいき』とし、そして達成するために『挑戦し続ける』ことである。

 

 わくわくするための条件

1.自分の価値を磨く

自分の中にあるものを磨いていけばいい。

同じ本を読んだ5人の人が感想文を書くときに、今までは「こんな風にかいてください」とて言われてみんな同じような感想文になってしまっている。

これからの時代はそうではなくて

あなたが選んだ、あなたが今まで経験してきたこと、あなたの中を通って出てくることがオリジナルなんです。

人と同じことを体験しても、その体験したこと感じたことを自分でアウトプットしてみる。それを自分で形にするということは、これだけで他の真似ではない。これは誰の真似でもないです。

つまり、誰のまねでもない自分の価値、自分が生み出す価値、これを磨くことなのです。

テレビやインターネットで見たり聞いたりしたことが自分の知識や疑似体験になってしまい満足したつもりになっていることが多いが、それは疑似体験であって実体験ではないのです。

実際に自分の目と耳と鼻と口と手と足を使って自分が体験する事、その体験したことを表現することが大切であり、それこそがあなたの価値になっていくのです。

自分の中に潜んでいるあなたの価値を磨き上げることこそが『わくわく』する根源なのです。

 

2.非効率に生きる

現代においては、合理的に効率的に時間を短縮していかに最短最速で行くということが問われています。

しかし、なんでもかんでも簡単に単純に手短にやろうっていうよりも、むしろコツコツと丁寧に時間をかけて味わいながらやるということで、あなたの価値がより磨かれるのです。

もっと非効率的に人と付き合って、ゆっくりご飯を食べて、ゆっくり旅をする、ゆっくりと話をすることで、人のご縁を育んでいくことの大切さ、これを見抜く必要があるのです。

合理的や効率的な物事には『わくわく』は存在しないのである。

 

3.本質を生きる

本質を見抜く力をつける。

本質を見抜いて生きることの大切さを身につけなければなりません。何のためにやっているのか、本質は何か、誰かを喜ばせたい、元気にしてあげたい。この人の目的は何だろう、この人の目線で物事をみる、人はどうやったら喜ぶのだろう。

本質を見抜く力を養う事で、その先にある『わくわく』が見えてくる。

 

4.仲間を募る

旗を揚げて仲間を集める、集まる場所を作る。

物事のすべてにおいて一人では限界がある。お互いの得意分野をお互いに相手に与えあい、本当の自由を生み出していくこと。例えばうまくいかないことを得意な仲間に助けてもらう事でそれがうまくいく。できるようになる、可能になっていく、それこそが本当の自由であり、その自由を仲間と共に生み出していく。

仲間を集い、リーダーシップを取っていく。またはリーダーシップを取っている仲間のもとに集まってその自由な世界に入っていく。

自分で旗を揚げ『わくわく』する仲間を集めと場所を作ること。

 

5.自立する

自分の力で生きる、生きる力を身につける。

会社や学校に依存せず、自分で考え行動し生きる力を身につけ、さらに自分で食べていけるようになること。

それは、経済的にも生活力としての様々な技術においても同じく自分の能力や価値を高めていくことが大切なのです。

自分で豊かさを生み出せる、自分で富を生み出せる、自分でお金を生み出せる、こういった力をつけていくこと。

それらを『わくわく』しながら実践できることが必要です。

 

6.失敗を積み上げる

失敗をしまくれ!失敗しない努力をやめよ!

学校教育の中ではどうしても失敗が許されない。失敗したら笑われる、失敗したら怒られる。そんな環境では人は成長しない。

あなたの普段の生活の90%が失敗に費やされていないのならば、あなたは成長を目指していないことになるだろう。

あなたはより幸せに、そしてたくさんの人を笑顔にするためには、たくさんの失敗をしないとたどり着けない境地であることを知っておくべきだ。

失敗は乗り越えるものではない。

失敗をもとに新しい価値観や物の見方を自分の中に取り入れていくことがとても大事であるという事を体験するためにある。

失敗を避ける、失敗から逃げ続ける限り、あなたは何も成長することなく何一つ変わらない、むしろこれまでより衰退した人生を送ることになるだろう。

失敗することに『わくわく』する心構えを持ち生き生きと、のびのびと、恐れず勇気をもって挑戦することだ。

 

7.未来をベースに今日を創る

未来はどうやって作っていくのか?

多くの方が過去の材料、経験、手にしてきたものをベースに未来をどのようにしていこうかと考えています。

例えるならば、冷蔵庫の中に今ある材料でどんな料理を作ろうかと考えていることと同じなのです。あなたがもし食べたい料理があったとして冷蔵庫を開けた時にその料理を作るための材料がなかったとしたらどうでしょうか。今冷蔵庫にある材料だけでは自分が食べたい料理ができないのです。

あなたが望む理想の未来つまり料理があったとしても、いま自分の頭の中にある発想、知識、経験というものは今冷蔵庫にある材料と同じなのです。

その材料であなたが望む理想の未来は作れますか?

もうお分かりですね。

必要な材料がなかったらどうしますか?あなたはおそらく作りたい料理のためにその必要な材料を仕入れに買い物に行くことでしょう。

あなたが望む理想の未来が何かが明確になったとき、今あるものと今足りないものに気が付くはずです。そして、足りないものをどのように手にいれるのか、身につけるのか、手に入れるために何をどう努力すればいいのか。

「未来から今日を創る」

今日から未来を作るのではなく、未来から今日をつくる。未来にとって必要なことを今日準備する、努力する、そろえていく。

未来のビジョンが今日を生み出し、それが新しい明日を作っていく。今まで見えていたにもかかわらず、気が付かなかったことが周りにたくさんあることに気が付きます。それを世間では「引き寄せ」といいますが、実はそうではなく「盲点」だったのです。「灯台下暗し」ということわざの通り、見えていなかった足元に実は未来の明日を創るためのチャンスがいっぱい転がっていることに気が付くはずです。

あなたが望む理想の未来はどんなライフスタイルを送り、誰を笑顔にしているのかを想像してみてください。

その時、訪れる「わくわく感」こそがあなたの本心が本当に望む理想の未来であるはずです。

「未来からわくわくしながら今日を創る」

『わくわくすること』が常にその幸せな価値基準と行動指針(羅針盤)であるという事を忘れないでください。